BOBSTのNOVACUT 106 Eの導入によって、Siemer Verpackung社は、平盤打抜き加工の次のステップに進んでいます。

Mex, スイス, 2021年9月16日

「実際、当社は市場の上位に参入しています。当社の持つ技術がそれをサポートしているのは間違いありません。」と、ドイツ・ハノーファー近郊のロンネンベルクに拠点を置くSiemer Verpackung GmbHのMaren Grondey社長は断言しています。 (ナチュラル)コスメ、サプリメント、衛生用品、家庭用品、文房具の板紙パッケージ、これらは高級パッケージの一例に過ぎませんが、これをこの企業ではわずか35名の従業員で生産しています。フルサービスの提供者として、顧客向けには、特に持続可能性概念を進んで取り入れています。

「それは、当社の打抜き加工における新たな路線を定める時でした。当社でほぼ20年間稼働してきたBOBSTの平盤打抜機SP 102 Eが、ボトルネックになりつつあったのです。」と、2011年半ばからMarenと姉妹でこの企業を運営しているLaura Grondeyさんは振り返っています。「当社は様々なメーカーの提案を、何度もじっくと検討しました。 BOBSTは平盤打抜機において以前から市場をリードしていました。当社の視点からも、それは変わらぬ事実でした。」と、社長は装備の技術面から語っています。 2020年初頭に、新しい平盤打抜機NOVACUT 106 Eの導入と、SP 102 Eの最適化で、会社の打抜き加工を新しいレベルに引き上げるという決定が為されました。.

NOVACUT 106 Eの毎時最大8,000枚の高速度、高い自動化度、最新の整った設計、魅力的なコストパフォーマンス、そして操作の快適性は、包装メーカーが求める理想に適合していました。同時にこの自動打抜機は、様々な素材の加工に対応できる高い柔軟性も備えています。この機械は、秤量80 g/m2の薄い素材から、最大2,000 g/m2までの板紙、そして最大4 mm厚までの段ボールを、最高の信頼性で打ち抜きます。

「NOVACUT 106 Eのおかげで、納期が最高に厳しい注文であっても、受注して納めることが容易になりました。当社のお客様には特に評価して頂いています。」と、Maren Grondeyさんは、打抜き加工において生産性が大幅に向上した意義を強調しています。すべてが、そのために最適に作用していまます。打抜きツールの製作も、特に重要な要素になっています。この点では、Siemer Verpackung社は、ツール製作イニシアチブの枠組みでBOBSTに認証された企業のHesse Stanzwerkzeuge社を信頼しています。加えて、Siemer Verpackung社は、機械オペレータの知識を最新の状態にするために、BOBSTでの数日にわたるトレーニングを申し込みました。

迅速な作業切替え

この会社のNOVACUT 106 Eでは、1シフトで平均3回セット換えを行いますが、非常に短時間での作業を実現しています。新規の作業を設定する場合にも、この機械の高い自動化が機械オペレータに恩恵を与えています。ツールの交換では、押しボタン操作で自動ロック解除と再ロックを行えるシステムが、迅速な作業をサポートします。また、直感的に操作できるタッチスクリーン付きの最新操作盤がさらに作業を容易にしています。生産運転中にエラーが発生した場合、オペレータはスクリーンを一瞥すれば、どのような措置をどこに講じる必要があるのか判断できます。

安定したシート搬送は、高い信頼性および無駄発生の最小化に繋がる決定的な要因です。さらにこの打抜機は、エネルギー効率の良さで、この包装メーカーの環境目標をサポートしています。Laura Grondeyさんは、「今日、将来の市場が求めることを読み取るのは難しいことです。ですから、多様な素材の加工に対応していく柔軟性が非常に重要になります。」と述べられています。

SP 102 Eの最適化では、特許取得のツールとNSF認証の特殊な洗浄剤で、プラテン、フレーム、およびプレートの錆び取りも実施されました。その後のSP 102 Eは、BOBSTのサービスであるメンテナンスプラスによって、予防保全が行われていて、不測の機械停止が最少限になっています。

NOVACUT 106 Eは、リモートサービスであるBOBSTヘルプラインプラスに接続されています。この会社では、生産性アプリのリモートモニタリングとダウンタイムトラッキングを用いて、生産運転データを監視し、場合によっては、起こり得る機械故障の原因も分析します。スペアパーツおよび消耗品はMyBOBSTで購入しています。NOVACUT 106 Eについては、これまでスペアパーツは必要としませんでした。. Maren Grondeyさんは、「BOBSTは、生産の技術だけでなく、効率、品質および柔軟性を最適化する多様な選択肢をユーザーに提供してくれます。」と、話しています。

Maren Grondey (左) とLaura (右)、Hans Dreistein (Bobst Meerbusch) と共に。
Maren Grondey (左) とLaura (右)、Hans Dreistein (Bobst Meerbusch) と共に。

BOBSTについて
当社はラベル、軟包装、紙器、段ボール産業向けに基板処理、印刷、コンバーティング機器とサービスを提供する世界有数のサプライヤーです。
Joseph Bobstにより1890年にスイスのローザンヌに設立されたBOBST社は、50カ国以上で事業を展開しており、8カ国に15の生産拠点を持ち従業員数は全世界で5,500名に及びます。 2019年12月期の連結売上高は、16億3,600万スイスフランでした。

プレスコンタクト:
Gudrun Alex
BOBST PR Representative
Tel.: +49 211 58 58 66 66
Mobile: +49 160 48 41 439
Email: [email protected]

Follow us:
Facebook: www.bobst.com/facebook
LinkedIn: www.bobst.com/linkedin
Twitter: @BOBSTglobal www.bobst.com/twitter
YouTube: www.bobst.com/youtube

PR_BOBST_Siemer Verpackung_16-09-2021_JAP.docx

DOCX - 63 Kb

The release (available in English, German, French, Spanish, Italian, Japanese and Russian) and images are available for download at https://dam.bobst.com/Go/pV037sbY.

受信トレイを更新

[購読]をクリックすることで、プライバシーポリシーを読んで同意したことを確認します。

BOBSTについて

当社はラベル、軟包装、紙器、段ボール産業向けに印刷、コンバーティング、加工機械、およびサービスを提供する世界有数のサプライヤーです。

Joseph Bobstにより1890年にスイスのローザンヌに設立されたBOBST社は、50カ国以上で事業を展開しており、11カ国に19の生産拠点を持ち従業員数は全世界で6,100名に及びます。 2022年12月期の連結売上高は、18億4100万スイスフランでした。

コンタクト

PO Box CH-1001 Lausanne Switzerland

+41 21 621 21 11

www.bobst.com