BOBSTが、プレミアムクロスおよびインライン箔送りの箔押機NOVAFOIL 106を発表

Mex, スイス, 2021年6月29日

ブランドオーナーからの高付加価値仕上げ需要の継続的な拡大に応えるために、BOBSTは紙器の高品質加飾用の箔押機、NOVAFOIL106を発表しました。この新しいマシンは、優れた効率、汎用性、および費用対効果のマルチカラー箔送りを供するために開発されました。この機械では、エンボス加工、デボス加工、ホログラムアプリケーション、そして打抜きさえも行うことができます。これによってお客様は、より精巧なデザインや高価値のパッケージを創造できるようになります。

「この革新的なNOVAFOIL 106では、強化された創造性と柔軟性によって、加工業者はさらなる加飾機能を提供することが出来るようになり、製品が陳列棚で目立つことを求めるブランドオーナーを魅することになります。」と、BOBSTプロダクトラインディレクター(打抜機、箔押機、フレキソ印刷機担当)のMarco Lideoが述べています。.

このマシンは、クロス方向の箔送りオプション機能を備えたBOBST初のインライン箔押機です。 NOVAFOIL 106は、インライン箔用に350 mmのリールを最大8つ、クロス箔用に250mmのリールを4つまで装備できます。このマシンは、紙ベースの素材から、最大2,000 g / m2 の厚板紙、および最大3 mmの段ボールに至るまで、複雑に入組んだデザインの多様な箔押しを行うことが出来ます。最大シートサイズは1,060 mm x 760 mmと大きく、シート表面を最大限に活用することができ、素材を最適に使うことができます。

NOVAFOIL 106はまた、自動化レベルでも優れており、セットアップや切り替えが迅速に行え、稼働時間が最大化されます。この新しいマシンのプラテン部は完全に再設計されました。箔押し工程に於ける、より長い加圧時間、安定した温度、より高い加圧力が、素晴らしい加飾品質を提供します。また、グリッパーバー搬送システムは、優れた走行安定性を持ち、改善されたシート減速機能も備えています。その結果、機械性能の最大で運転する時でも、信頼性、優れた安定性、スムーズなシート搬送が確保されます。

性能が強化されているにもかかわらず、この新しい箔押機は設置面積が小さいコンパクトなマシンです。人間工学に基づくオペレーターフレンドリーな設計で、箔押しエリアを含むすべての機能と設定に、簡単にアクセスすることができます。コントロールパネルHMI SPHEREは、直感的なナビ機能を備え、リピートオーダーを高速で自動セットアップするので、マシンの操作が非常に簡単です。

箔押しに新たなレベルの持続可能性を導入したNOVAFOIL 106は、箔送り量を自動算出するOACS(Optimal Advance Computer System)を搭載することができ、箔の経済的消費を可能にして廃棄物を削減します。一方で、半自動の箔ロール交換装置がさらに時間を削減するので、最高の生産を実現することができます。

BOBSTはまた、シートの取り扱いに関する長年の経験と専門知識をNOVAFOIL 106の開発に活かしています。最新世代のフィーダーサクションヘッドと、強力なグリッパーバー搬送システムにより、非常にスムーズで安定した給紙と、正確な見当出しが行われ、不良の出ない箔押しが確保されます。追加で品質検査する場合は、オペレーターがマシンを停止することなく、サンプルを簡単かつ安全に抜き取ることが可能です。

「この生産性の高いマシンは、堅牢な構造、高い信頼性、そして長寿命が、コスト効率の良い箔消費と相まって、優れた投資収益率を保証します。またその多用途性により、お客様の製品範囲が拡大しますので、新しいビジネスチャンスを優位に掴むことができます。」とLideoが述べています。

データへの完全なアクセスと制御を伴い、マシンの接続性はIndustry 4.0オペレーションと互換性があり、将来のBOBST Connectプラットフォームの一部となっています。継続的なサポートで信頼できるサービスと、BOBST認定ツールの利用で、マシン稼働時間とクラス最高の収益性がさらに改善されます。

「NOVAFOIL 106と、箔押し向けのプラテン部によって、私達は加飾技術の進化の次の段階に入っています。 BOBSTは間違いなく、技術革新で業界をリードし続けます。そして、パッケージングの未来を切り拓いて行きます。私たちは、デジタル化、自動化、接続性、持続可能性の4つの核を念頭に置きながら、全てのソリューションを開発しています。NOVAFOIL 106は、私たちのビジョンが業界に貢献する輝きの一例です。」とMarco Lideoは結んでいます。

BOBSTについて
当社はラベル、軟包装、紙器、段ボール産業向けに印刷、コンバーティング、加工機械、およびサービスを提供する世界有数のサプライヤーです。
Joseph Bobstにより1890年にスイスのローザンヌに設立されたBOBST社は、50カ国以上で事業を展開しており、11カ国に19の生産拠点を持ち従業員数は全世界で5,600名に及びます。2020年12月期の連結売上高は、13億7200万スイスフランでした。

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当社はラベル、軟包装、紙器、段ボール産業向けに印刷、コンバーティング、加工機械、およびサービスを提供する世界有数のサプライヤーです。

Joseph Bobstにより1890年にスイスのローザンヌに設立されたBOBST社は、50カ国以上で事業を展開しており、12カ国に21の生産拠点を持ち従業員数は全世界で6,300名に及びます。 2023年12月期の連結売上高は、19億6000万スイスフランでした。

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