BOBSTが打抜き技術の革新40年を祝う

2022年9月6日、Mex, Switzerland

1982年のdrupaで、SP 102-CE Autoplaten®が注目を集めて以降、BOBSTのカムドライブ式平盤打抜機は、高品質消費財向けの大量生産に新たな道を拓いてきました。それを可能にした画期的メカニズムを考案してから、今年で40年周年を迎えました。 ​

カムドライブ式プラテンシステムは、1982年に特許が取得され、同年にdrupaで発表されました。打抜機、箔押機、フレキソ印刷機、リソラミネーターの製品ライン責任者であるMarco Lideoはこのシステムについて、「よく模造されるが、同じ品質のものは他にありません」と話しています。エンジニアのGeorges Policが最初に考案したこのメカニズムは、40年経った今もなお、打抜きにおける最大の技術革新の1つであり続けています。

Autoplaten®の打抜き部に採用されているこの独自のメカニズムは、BOBSTによって1940年に発明・発表され、世界最高レベルを誇る当社の平盤打抜機ラインに導入されています。この発明によってスムーズな操作と高速化が実現し、世界中のお客様に利益をもたらしています。最初にこのメカニズムを用いたSP 102-CEモデルは、1時間に10,000枚という記録的な数字を達成しました。

「BOBSTは当初から優れた技術と機械をもって、打抜きの技術革新をリードし、顧客中心市場の加速を後押ししてきました」とLideoは話します。「BOBSTは、大量消費が拡大した1980年代初頭から今日のeコマース社会に至るまで、加工プロセスに容易に搭載出来る革新的メカニズムを用いて、圧倒的に高い生産性を実現するソリューションを提供し続けています。」

特許のカムドライブプラテンテクノロジーは現在でも業界の基準となっており、最新のVISIONCUT、EXPERTCUT、MASTERCUT 106および145、SP 162 CER、MASTERFOIL 106にも採用されています。また、このシステムを搭載した旧機種の多くが現在も使われ続けています。初期の平盤打抜機も品質は高く、何十年経った現在でも休むことなく稼働し続け、年間を通してお客様に高い生産速度と生産性を提供しています。

BOBST打抜きテクノロジーがもたらした成功

BOBSTはこの素晴らしい成果を記念して、欧州で長きにわたりご愛顧頂いているお客様をスイスでの記念式典にご招待し、感謝の気持ちをお伝えしました。 Mexにあるコンピテンスセンターにお迎えして、製品ラインのプレゼンテーション、工場のツアー、MASTERCUT 1.65、ACCUREGISTER搭載のNOVACUT 106、デジタル検査テーブルのデモを体験頂き、その後、お祝いの昼食会をお楽しみ頂きました。

このイベントに参加頂いた大手企業の代表者との会話の中で、BOBSTの打抜き技術がこれら企業の成功に貢献したことがはっきり示されました。それは、参加していただいた企業の全てが、スイスの製造会社である当社に信頼を寄せ続けているという事実からも示されています。

ドイツのLeopold GmbH Verpackungen社もこれらの企業のひとつで、年間65,000トン以上のカートンを、3つの生産工場で加工しています。この会社は、当社のカムドライブ式機械を合計11台所有しており、第3工場(Works III)の生産フロアには、5台の145 PER打抜機が並んでいます。「BOBSTは単なるサプライヤーを超えています。 BOBSTは、20年以上に渡る当社の信頼できるパートナーで、最初のコンサルティングから運転やサービスに至るまでサポートしてくれています。BOBSTの機械は常に最高の品質と信頼性を提供してくれます。」とWork IIIの責任者であるValeri Lach氏が語っていました。「当社は幅広い領域をカバーしていますが、汎用性、高い生産性、そして比類ない品質を備えているBOBST機は、どのような市場ニーズへの対応も可能にしてくれます。」

VerolanuovaにあるLIC Packaging社は、段ボール生産で70周年を迎えますが、こちらもBOBSTの機器を長年に渡りご愛顧頂いている会社です。 R&DテクニカルサービスマネージャーのRenato Pietta氏は、当社の製品品質を称賛し、「BOBST機の高い生産性と品質はもちろんのことですが、何よりも他社機と違う点は、素晴らしいアフターサービスを伴った長い機械寿命です。 BOBSTの包括的なMaintenance+ programは、当社にとって重要な決定基準であり続けます。」と付け加えています。 ​

Modiano社は、1868年にイタリアのトリエステに設立された、プレイカードや他の紙製品の生産を専門にする会社です。この会社では、紙器の生産に当社の打抜機を3台使用しています。社長のStefano Crechici氏は、サプライヤー、パートナー、イノベーターとしてのBOBSTについて、「BOBSTはこの市場における技術革新のリーダーであり、当社にとって信頼できる重要なパートナーです。正直にお話すると、競合機については殆ど調べたことがありません。なぜなら、BOBSTの信頼性とアフターサービスについてよく知って信頼しており、その機械の寿命の長いことも証明されているからです。」と話していました。

最後に、Lideoが次のように締めくくりました。「カムドライブプラテンテクノロジーの成果に満ちた40年と、その革新技術が長年にわたり利益をもたらしてきた多くのビジネスをお祝いします。当社は、今後もさらに多くの機会を提供して、お客様が当社の打抜きテクノロジーを基盤に生産性の記録を更新して将来を確保されるのを、お手伝いして参ります。」

BOBSTについて
当社はラベル、軟包装、紙器、段ボール産業向けに印刷、コンバーティング、加工機械、およびサービスを提供する世界有数のサプライヤーです。
Joseph Bobstにより1890年にスイスのローザンヌに設立されたBOBST社は、50カ国以上で事業を展開しており、11カ国に19の生産拠点を持ち従業員数は全世界で5,800名に及びます。2021年12月期の連結売上高は、15億6300万スイスフランでした。

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当社はラベル、軟包装、紙器、段ボール産業向けに印刷、コンバーティング、加工機械、およびサービスを提供する世界有数のサプライヤーです。私たちのビジョンは、包装業界の未来をを創造することです。その基盤は、接続性、デジタル化、自動化、そして持続可能性の4つの柱にあります。

Joseph Bobstにより1890年にスイスのローザンヌに設立されたBOBST社は、50カ国以上で事業を展開しており、12カ国に21の生産拠点を持ち従業員数は全世界で6,300名に及びます。 2023年12月期の連結売上高は、19億6000万スイスフランでした。

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