BOBST製函機を2ライン備えた最新鋭の食品向けパッケージング工場
Mex(スイス)、2022年5月5日
GDP Foodpackaging社が、完全自動のBOBST 製函機MASTERFOLD 75を2機導入し、ピザ用ボックスを年間7億5千万箱以上製造します。
GDP Foodpackaging GmbH & Coは、ドイツのニーダーザクセン州リンテルン市にある最新の高効率スマートファクトリーで、2022年1月1日より食品パッケージを大規模生産しています。これには、2台のBOBST製函機MASTERFOLD 75が年間に生産する7億5千万箱の冷凍ビザ用ボックスが含まれます。完全自動で省力化された2機の高速マシンはすでに運用されており、EASYFEEDER 4(プレフィーダー)、およびCASE ERECTOR(ケース組立装置)付きCARTONPACK 4(自動梱包機)が連結されています。MASTERFOLD 75は最大運転速度600 m/分という最高の製函能力を備えるだけでなく、紙器生産の業界で最高に自動化された高性能ラインでもあります。
「BOBSTのMASTERFOLD 75は、リンテルン新工場の需要を満たす最高の製函機です。業界で確固たる地位を確立しており、その信頼性と性能の高さは、世界中のパッケージング業者から評価されています。」と、GPD Foodpackaging社の最高執行責任者のBärbel Wetenkamp氏は、この製函機に代わるものがない理由をこのように説明しています。「さらに、MASTERFOLD 75には抜群の対応力があり、セットアップも非常に短時間で済むので、ジョブの切替えが迅速で、このマシンのもう一つの重要なメリットとなっています。」
MASTERFOLD 75は、その周辺機器であるEASYFEEDER 4とCARTONPACK 4と連動して、多様な包材に幅広く安定して対処することができます。これはGPD Foodpackaging社にとって、もう一つの大事な評価基準です。「当社の新工場の計画では、既存のパッケージ生産と比較して、特にエネルギーと紙の消費において大幅な削減を達成することに焦点を当てました。これを達成する方法の一つは、バージンファイバーの板紙をリサイクルの板紙に置き換えることです。」と、Bärbel Wetenkamp氏は説明します。リンテルン工場のMASTERFOLD 75の2つのラインでは、坪量200~500 g/m2のGD2クロモデュプレックスボードが使われています.
GPD Foodpackaging社はこの工場で、生産に関する新境地を様々な形で開拓しています。板紙への印刷には、特別に設定されヨーロッパでもユニークな、インラインロータリーダイカッター付きオフセット輪転印刷システムを使用しています。このシステムは、食品に安全なEB硬化型インクを採用し、通常を上回る印刷速度で優れた生産性を発揮しています。
革新的で完全自動された生産工程の中で、2台のBOBST製函機は、その実証済みの確かなテクノロジーによって盤石な地位を確立しています。 Bärbel Wetenkamp氏談:「パッケージングの仕上げに、当社がこのような最先端テクノロジーを活用していることに、お客様も感心しておられます。」
MASTERFOLD 75とその周辺機器とのスムーズな連動による途切れのない製函工程によって、この工場は最大の生産性を確保できています。 EASYFEEDER 4(プレフィーダー)は、製函機のフィーダーに素早く、スムーズに、安定してブランクを提供し、生産を途切れさせません。 MASTERFOLD 75ラインの最後では、CARTONPACK 4(自動梱包機)が、毎時最大20万個のパッケージを丁寧に配送用ボックスに詰めます。GPD Foodpackaging社は、梱包形態を幾つかの種類から選ぶことができます。各注文に関する設定値は製函機のMATIC制御に保存され、再注文が入った時にはいつでも呼び出すことができます。これによって、再注文の設定時間が短縮されます。
さらに、工場の管理部門は、BOBSTの生産性アプリを使用してマシンデータにいつでもアクセスすることができ、それを工程の分析や最適化に役立てることができます。「このような最先端マシンを使用して働いていくことを楽しみにしています。これらは、当社の革新的な生産プロセスにぴったり合致しているのです。」と、GPD Foodpackaging 社のCEO、Henning Diedrich氏は今後への期待を表現しています。
「BOBSTは、生産チェーン全体をより機敏で持続可能にしていくことで、パッケージング産業の抜本的改革を促進するリーダー的存在となっています。主要な柱となっているのは、デジタル化、接続性、自動化、持続可能性です。 GPD Foodpackaging社はリンテルンの新工場で、BOBSTの未来ビジョンと足並みをそろえて、パッケージ生産を前進させる大きな一歩を踏み出しています。 MASTERFOLD 75の高レベルな自動化、生産性、信頼性が、この革新的な生産プロセスを理想的にサポートすることでしょう。」と、Bobst Meerbuschのセールスマネージャーであり、GPD Foodpackaging社を担当するHans Dreisteinは述べています。
BOBSTについて
当社はラベル、軟包装、紙器、段ボール産業向けに印刷、コンバーティング、加工機械、およびサービスを提供する世界有数のサプライヤーです。
Joseph Bobstにより1890年にスイスのローザンヌに設立されたBOBST社は、50カ国以上で事業を展開しており、11カ国に19の生産拠点を持ち従業員数は全世界で5,800名に及びます。2021年12月期の連結売上高は、15億6300万スイスフランでした。
GPD Foodpackaging 社、リンテルン工場について
GPD Foodpackaging GmbH & Co. KGは、ドイツのビーレフェルトに本拠地を構え、リンテルン(ドイツ北西部)の65ヘクタールを超える敷地に、食品、特に冷凍食品のパッケージ生産を行う最先端工場を建設しています。この工場は、全てにおいてドイツ国内でもユニークで、革新的な技術と工程の最適化を組み合わせ、自社の物流センターと高速道路への直接アクセスを備えた、高度に自動化されたスマートファクトリーを実現しています。
プレスコンタクト
Gudrun Alex
BOBST PR Representative
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