Bobst Group はデジタル化による変革に向けた取組みを加速
Bobst Group および SEI Laser は、ラベル・包装事業者のデジタルレーザー加工事業に特化した新しい事業を開始する旨、お知らせいたします。
スイス・メクス、2020 年 12 月 17 日
Bobst Group および SEI Laser は、ラベル・包装事業者向けのデジタルレーザー裁断ソリューションの開発を促進するため、業務提携することとなりました。両社の協力によるシナジー効果により、新たなソリューションおよび両社のお客様のニーズにお応えできる技術の開発が可能となります。
新たな事業においては、ラベル、フレキシブル・パッケージ、折り畳みボックス、段ボール事業向けに、デジタルレーザー裁断機の開発および全世界に向けた商用化を目指します。
必要な承認が得られましたら、詳細をお知らせいたしますとともに、Bobst Group は包装事業の未来を形成すべく引き続き取り組んでまいります。
BOBST はデジタル化に向けた投資を加速
BOBST は本日、印刷関連製品の開発を強化するため、Mouvent AG の株式の 49.9% を取得したことをお知らせいたします。
BOBST は、デジタルインクジェット印刷を専門とするスタートアップ企業である Mouvent AG の事業展開を目的とし、2017 年 6 月に RADEX の株式の 50.1% を取得しました。当初の目的は、包装加工事業に変革をもたらすため、次世代の革新技術を開発し、提供することにありました。3 年かけて完了したこのプロジェクトによる効果は非常に高く、好ましい成果を生むことができました。
Mouvent の革新的なクラスター技術は、Mouvent の LB-701、LB-702 と BOBST の MASTER DM5 印刷機に採用されています。新型コロナウイルスの感染拡大のただ中にもかかわらず、2020 年にはヨーロッパおよびアメリカにおいて 20 台以上の印刷機を販売しました。BOBST のデジタル製品ラインナップは、高品質な印刷技術、高い生産能力および適切な経済的観点を組み合わせることにより、ラベル印刷加工機の新たな領域を広げる一翼を担っています。当該製品ラインナップは、短期間での運転、製品化までの時間の短縮、バージョン管理および季節性製品に対する要望の高まりに応えることができます。
今回の株式取得により、BOBST は印刷・加工関連機器の製造事業者のトップ企業として、更なる成長を続けてまいります。デジタルインクジェットプラットフォームおよび水性インクの新製品に関して、近々、お知らせいたします。この新製品は、持続可能な社会の実現に応えられるうえ、包装事業の未来の形成を可能にするソリューションです。
BOBSTについて
当社はラベル、軟包装、紙器、段ボール産業向けに基板処理、印刷、コンバーティング機器とサービスを提供する世界有数のサプライヤーです。
Joseph Bobstにより1890年にスイスのローザンヌに設立されたBOBST社は、50カ国以上で事業を展開しており、8カ国に15の生産拠点を持ち従業員数は全世界で5,500名に及びます。 2019年12月期の連結売上高は、16億3,600万スイスフランでした。
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SEI Laser の会社概要
イタリアに本社を置く SEI Laser は、グラフィックアート、包装加工、その他カッティング・マーキング事業向けに革新的なレーザーシステムの設計および製造を行う世界有数の企業です。
1982 年より、SEI Laser は飽くなき革新技術と継続的な研究に注力してきました。標準的な機械設備の概念に革命をもたらしてきたレーザー技術は、今後、デジタル機器としての役割を担っています。
イタリアのベルガモに本社を置く SEI Laser は、年間で約 200 基のシステムの販売および設置を行っており、2019 年には 3,500 万ユーロの売上を計上しています。
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